本と映画と私

すぐに忘れちゃうからメモ。

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に

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アニメ版のエヴァンゲリオンの、最後2話が、時間がない下絵みたいな状態だったし、あまりにもキャラクターの精神的な面ばかり描いているので、結局なんだったの?と言うところから、この映画を作ることになったらしい。

そこも全然すんなりじゃなくて、スケジュールが押しまくって、とりあえず「シト新生」という作品を作り、その後に、内容は重複しつつこの作品を劇場版として公開、ということになったらしいよ。

壮絶。

なので、大きく膨らんだ25話と26話。

Airは面白かった!なんでそもそもアスカはそんな昏睡状態??と思いながら、そういう疑問は華麗に無視してスタート。

服がはだけてアスカの胸が見えて、オナニーするシンジ。最低。

使徒殲滅したので、NERVや碇は用済みになって、ゼーレから消されようとする。

攻められるNERVジオフロントとMAGI。どうにか守り抜いたものの、人で攻められちゃNERVには勝ち目がない。戦えないし、守りも薄い。どんどんやられているNERV隊員。

眠りから覚めて2号機で戦うアスカ、ちょーかっこい!!!!

母の記憶。母はエヴァにいるんだと感じる。無敵!!!

いつも通り、元気だし、強くて、かっこよくて、突然出てきたエヴァシリーズ(エヴァ量産体)9体もなんとかやっつける。たくましいアスカ。

そんな中、シンジはミサトに手を引かれ、エヴァ初号機に向かうが、途中でミサトは撃たれる。

逃げてばっかりのうじうじしているシンジを諭すミサト。

償い=シンジがアスカを傷つけたことに対しての、ってことなのか。

別れのキスをして、倒れこむミサト。死ぬときにはレイが見守ってた。

全部やっつけたと思ったエヴァシリーズ9体は、全然食らってなくて、復活してきて、アスカをめちゃくちゃにいためつける。ロンギヌスの槍が刺さって、地面に串刺し状態で動けない2号機を、9体は貪る。まるでレイプ。

なのに、シンジはうずくまって、うじうじしてて、横でアスカが戦ってるのに、全然立ち上がれないし、シンジ死ね!!!!!と思って、胸糞悪い感じで終わった。

と、ここでクレジット。まあ、アニメ、なら1話終わって、クレジット出るもんね、と思ったし、真ん中でクレジット流すのいいね、だって、見ざるを得ないもんね、と思いながら見ていると、25話だけでなく26話のクレジットも流しちゃってる。

ほほう。これは最後、スパッと終わる気だ。尖ってるね〜と思う。

 

で、まごころを、君に

これはポカーンだわ。もう、いろいろわけわかんない展開多かったけど、いちいち解明するのやめよう、と思った。口に出している言葉は至極当然なことばっかりなのに、画がむずいのよ。

碇はいつの間にかアダムを自分の右手に移植していたのね。自分自身ごとレイと融合したかったのね。でもレイは、それを拒否。アダムだけ取り込んで、リリスと融合する。

こっからは、宇宙レベルで大きくなる。

途中で出てくるシンジの記憶。ひとりぼっちだったこと。愛されて、必要とされたくて、ずっと一緒にいてほしいのに、いろんな人から拒絶され続けていたこと。

ある日、家で、アスカに拒絶されまくったシンジはキレてアスカの首を絞める。

おそらくこれで、Airの冒頭部分につながるのよね。

つまりシンジがアスカを殺しそうになって病院送りにした、と。サイテー。

一番最後、赤い海に横たわる二人。目が覚めたシンジはまたアスカの首を絞める。泣きながら。そこでアスカがシンジの頬を撫でる。拒絶されなかった、と、シンジは感じる。

「気持ち悪い」

で終わる。

 

メンヘラの心の傷をまざまざと見せつけられているようで気分が悪い。

自分は大切に、他人も尊重しつつ、個人は個人らしく共生していく。

っていう簡単なことができない奴らばっかりが登場する。

誰もまともな奴がいない。

泣いたり、くじけたり、弱気になるの、大嫌いな私には、なかなか辛い。

なんどもリストカット見せつけられているような、シンジの長いオナニー見せつけられているような、気分。

長いお別れ / レイモンド・チャンドラー

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名前がいいんだよねえ、レイモンド・チャンドラー

あと、タイトルも好きで、どこかでずっと引っかかっていたから私はThe Long Goodbyeって曲を書いたんだと思うよ。

そして最近オンジタイトルの邦画を見て、面白くて、いろいろ調べていたら、この本にたどり着いて、アメリカ文学の名作と言われながら、そういえばまだ読んでなかったよなあと思い立ってこの本を入手した。

そして今知ったけど、村上春樹も訳していたのか!

それはぜひ読み比べたい。

 

1953年刊行。ハードボイルド小説。

私立探偵フィリップ・マーロウ

主人公はハードリカーを飲み、孤独で、そして美しい女性が登場する。

 

マディソン大統領の肖像入り紙幣。$5,000なんだって。

すごいな、物価が今よりずっと低かった当時に、そんな、今ではもうない高額紙幣を作ってたのか。もちろん流通は全然してなかったわけだが。

現在の$50,000の価値があったらしい。すごい。

 

マーロウは私立探偵。テリー・レノックスと出会う。短い付き合いの中、ある日テリーをメキシコに送り届けたまま会えなくなる。

ロスに戻るとテリーの妻が惨殺されていて、テリーが殺人犯に仕立て上げられていた。犯人を逃したとしてマーロウも疑われる。

ここで手紙が届く。マディソン大統領の肖像入り紙幣と一緒に。

「妻を殺す理由は十分にあるし、殺したかもしれない。でもそんな残酷なことはできない。」

「僕のためにギムレットを飲んでくれ、そして全部忘れてくれ」と言う。

テリーは自白する告白文を書いて自殺したと、ニュースで伝えられた。

この事件は終わったかのように見えた。

 

ひょんなことから人気作家ロジャー・マーロウの捜索を依頼される。出版社編集者とマーロウの妻から。ロジャーを見つけ出し、家に連れて帰る。

マーロウの妻アイリーンは、とんだ地雷女で、結局全ての犯人は彼女。

ロジャーと不倫をしていたテリーの妻シルヴィアが憎く、シルヴィアを撃ち殺した後、鈍器で殴った。アル中のロジャーを撃ち殺したのもアイリーン。

アイリーンは戦時中に亡くなった10年前の恋人のことを今も愛していた。

その恋人はポール。ポールはテリーと同一人物。

テリーは愛せない。シルヴィアと結婚したから。

そして麻薬のオーバードーズで自殺。

アイリーンの復讐劇は自白の手紙とともにきれいに幕を閉じたかのように見えた。

 

でもまだマーロウには引っかかることがあって、テリーがメキシコから送ってくれた手紙がどうやって自分の元に届いたのか、考えれば考えるほど謎が深まるのだった。

刑事に相談すると、翌日、一人のメキシコ人がマーロウの家にやってくる。

テリーがメキシコのホテルにいた時、そこに僕もいて、手紙を出したのは僕だと言い張る彼、実は整形をしたテリーだった。

ギムレットにはまだ早すぎるね」と彼は言った。

しびれるー!!

 

そして、いよいよ、本当にお別れの時。

いろんな事件を挟んで、たくさん遠回りして、見た目も名前も変わってしまったが、小さな部屋で飲み、語り合う2人の友達は、互いにさよならを告げたのであった。

Goodfellas / グッドフェローズ

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マフィア映画。初めてちゃんと観たかも。

監督はマーティン・スコセッシ。なんだか聞き覚えあると思ったら、私がある時期死ぬほど繰り返して観てたThe Rolling StonesのShine A Lightの監督だった。

あの映像、めちゃくちゃヒリヒリしてカッコよかったんだよね。

なるほど、と思う。

そして、今回、イタリアのマフィアを描くにあたって、監督自身が、シチリア系イタリア移民だと知って、しっくり来た。

公開は1990年。と言っても、映画の内容は60〜80年代にかけてだったから、公開当時としては、そんな時代錯誤の話でもない。

例えば現代の我々が万引き家族を観る感じなのだろうか。

主人公のヘンリー・ヒルは、実在した人物。実話に基づいて作られている。

彼が10代のガキの頃から始めたバイトで、マフィアと知り合い、マフィアに憧れ、親に勘当されながらもその道に進み、認められ、成長して、彷徨う人生の物語。

まあ狂ったマフィアの世界。本当にー?と疑っちゃうくらい。

中でもやばいのは、トミー。ジョー・ペシが演じたトミーは、ヘンリーの兄貴分で、すごいむちゃくちゃ。

独特な声としゃべり方で、人々を惹きつける。独身。

後半では、口論になって気に入らないボーイの足を撃って、ボーイが復帰して、再度口論になり、ボロボロに撃ち殺すのだ。

右手のように銃を扱うマフィア、こわ。

ボスはポーリー。まるで中里さんみたい。寡黙。みんなのお願いを聞いたり、苦難を助けたり、諍いを解決したりして、上納金をもらって生活しているらしい。

弟はモーリー。モーリーはちょっとかわいそう。

そして、ヒーローなのが、ジミー。ロバート・デ・ニーロね。かっこいいー!

初めて知ったのは、マフィアは、純イタリア系の人しかなれないということ。

そうか、マフィアっぽい、ってのは、つまり、イタリアだったんだ。

マフィアは、思った以上にめっちゃ家族。

結婚式にも、二人の親族+マフィア族みたいな感じで、全員で来ちゃう。

ご祝儀も気前良い。そしてその後、子供を産んでも、ずっとマフィアファミリーでの集いが続く。

すごいなあ。これ、イタリア。

イタリア、で一番鮮烈な記憶は、アリスね。

留学当時のアリスはちょーイタリアンガールで、ふっくらしてて、甘いものばっかり食べてて、幸せなことだけに身を包まれている感じだった。

まあ、16歳だった、というのもあるけれど、本当に我慢を知らなくて、喜怒哀楽思いのまま、溢れ出る自分自身、と言った感じ。

好きなものに対しての愛情表現もイタリア風(なの?)で激しくて、彼女は留学中に母親を恋しがっていた。

まあ、当然だよね。それなりにホームシックにはなるでしょ。

私は、全然親と連絡を取っていないと言った。事実だった。電話も控えてた。3ヶ月に1度くらいだったし。たまに思い立ったように長文の手紙を書いていたが、返事がなくても平気だった。当時はインターネットなんてそんなに活発じゃなかったから、たまにメールをしたかな、どうだったかな、という程度。

一度もホームシックにならなかったと言ったら嘘だけど、それなりに自分で対処できた。そう、伝えたら、アリスにAre you CRAZY???って言われたんだ。

 

ヘンリーもジミーもアイリッシュの血が入っているから、幹部には一生なれない。

そういう身辺調査はされるらしい。

後半でトミーが幹部に昇格が決まる。彼はピュアなイタリアンだから。(マンマもすごいの。自由な人。絵を描くの)

まるで自分のことのように喜ぶジミー。本当に嬉しそうだったの!!!

そして、一張羅を着て、幹部になる式?の日に、殺されるトミー。

泣き崩れるジミー。苛立つジミー。

 

そもそも、マフィアたちは、荒稼ぎしていた。描かれるほとんどが強奪。

正規ルートではないお金を嗅ぎつけ、綺麗に盗んだ。

あとは、タバコを転売したり。

なんにせよ、お金には余裕があって、服装も靴も車もパリッとしていて、美しい女を捕まえる。

ヘンリーも、ユダヤ人のカレンと出会い、すんなり結婚する。

(職業を知らないまま!!)

 

マフィアたちは、1968年エア・フランス現金強奪事件で42万ドル、1978年ルフトハンザ航空現金強奪事件で600万ドル、と、ものすごい稼ぐ。

嫁たちは、そりゃあ結婚してしばらくすれば夫の生業も分かってくるもんで、描かれてる嫁たちはみんな理解して謳歌しているようだった。

ただ厚化粧で、ブサイク、っぽい、描写だった。

その中でもカレンはずっとキレイなほうだったと思うよ。

あと、途中で挟み込まれる彼女のナレーション、深かった。

やばいと思ったけど、気付いた時には止められなかったのよね。

 

なんだかんだ、子供も2人生まれ、うまくいってそうだったのに、ヘンリーは愛人を作った。くそ。

定期的に会う愛人。

しかも彼女に住むところまで提供して!!

私がカレンだったら、ああなるわ。いや、撃ち殺すべきだった。だって逆転されたら勝ち目ないじゃんね。

結局そのまま、勝てない。

 

ルフトハンザ頃から狂い始める。

時は前後するけど、刑務所から出所したどっかのすげーボス(バッツ)の「おかえりパーティー」で、すげーボスとトミーが喧嘩する。

最後、トミーがすげーボスを撲殺する。一緒にいたのはジミーとヘンリー。

3人で山奥に遺体を埋めに行く。

が、結局、すげーボスの手下に追われ続けることになる。

しかも、埋めた場所がマンションになる(から掘られる)とのことで、掘り返しに行くシーン、キツー。

ヘンリーはずっと吐いてた。

 

あと、一番いけないのは、ヘンリーが刑務所にいた時に麻薬売買に手を染めたこと。

イージー・ライダーみたいに、軽やかに終わればいいものを、ヘンリーは、カレンを運び屋に使い、自分も麻薬吸ってラリって、カレンまで!!!!

もうぐだぐだ。

ポーリーにもバレ、手を引けって言われてたのに、トミーとジミーも引き込んで大きな取引をしたりする。

 

なんか、話の前後がすごい。私、ラリってるのかな?

いや、酔っ払ってて、あんまり順番を正確に覚えていない。

 

カレンが麻薬をトイレに流してたの、そりゃあ、そうするでしょ、って思ったよ。

いくら、とか、知らんよ、ってね。嫁なら。

 

最後は、ちょーつまらないの。

流しちゃった麻薬のせいで、全然稼ぎがなくなって、ヘンリーもカレンもポーリーに助けを求めるんだけど、どちらも縁を切られる。

そしてヘンリーは逮捕され、辛酸を嘗める思いで、警察の保護下に入って生き延びる決断をする。

それはつまり、ジミーやポーリーを裏切るということ。

 

初めて逮捕された時に、裁判でもなんにも言わずに出てきたヘンリーを、ジミーが認めてくれて、その時に伝えたマフィアの掟が“仲間を売るな”“決して口を割るな”であった。

のに、最後に華麗にめちゃくちゃ裏切ってくれたな・・ヘンリー!!

 

ジミーは、やばいやつ、と描かれながら、そんな描写はあんまりなくて(なんならトミーのほうが、どう考えてもやばい)、正義とか、ルールに則って生きるまっすぐな人だった。

 

なんか最近観てた映画が、カエルの子はカエル、みたいな感じだったけど、これは、そういうわけじゃなかったんだよな。

ただただヘンリーがマフィアにめちゃくちゃ憧れてしまっただけ。

親にも反対されてたのに。

弟は身体障害者で車椅子での生活。

それを、ヘンリーが麻薬でラリってても変わらずサポートしているところは、素敵だなあと思った。

優しい人なのに。

なんでマフィアになっちゃったんだよと思うよね。

ね。

LEON / レオン 完全版

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クラシックな映画を観るモードになってしまった。

名作と言われる作品を、いかに見てこなかったのか・・

そして、イージー・ライダーとスタンドバイミー観て思ったけど、クラシックは、観やすい。シンプルで研ぎ澄まされている感じがする。

レオン。初めて観た。

これでやっとみんなの言う、ジャン・レノっぽい、とか、マチルダみたい、ってのが分かるようになった。

印象的なシーンは、一家惨殺された後に帰ってきたマチルダが、レオンの部屋のブザーを鳴らして、張り裂けそうな表情で、開けて、プリーズ、って言うところ。

うおおおおおー!!!!ってなる。きゅーって胸が締め付けられて、一気に引き込まれる。すごいなあ、ナタリー・ポートマン

と思ったら、とても苦労したシーンだったらしい。ベッソン監督は目にミントオイルを吹きかけることでサポートした、だって。ズコーッ!

リュック・ベンソン監督。フランス人。

ベッソンは同年代にデビューしたジャン=ジャック・ベネックスレオス・カラックスとともに「恐るべき子供たち」(ジャン・コクトーの同名小説と映画からの命名)「BBC」と呼ばれ、ヌーヴェル・ヴァーグ以後のフランス映画界に「新しい波」をもたらした。日本でも「ニュー・フレンチ・アクション・シネマ」として紹介され、カルト的な人気を誇っている。(by wiki

ふむふむ。『フィフス・エレメント』も観なくちゃ。

ちなみに2018年に性的暴行で女優達から訴えられている。

当時のナタリーは11歳。映画デビュー作。やっぱり気になるのは喫煙のシーン。流石に両親も心配したらしい。でも映画の中では、レオンに煙草はやめなさい、と何度も注意されているし、それはそれでオッケーみたいになったらしい。

今の日本じゃ出来なさそう。

ボニーとクライド。なんか、小説とか音楽とかによく出てくるけど、初めて知った。殺人カップルなのね。興味深い。

テルマとルイーズも。気になる。映画観てみたい。

ああ、忙しい!

野暮だけど、ざっとあらすじ書くね。

麻薬を売買しているマチルダの父親は、麻薬を10%くすねた疑いで、マトリに殺される。彼だけでなく、継母も、DVしてくる義理の姉も、そしてかわいい4歳の弟も。

お隣に住むレオンのためにたまたまミルクを買いに行ってたマチルダは、一家残虐から逃れ、帰宅時に瞬時に危険を察知し、レオンの家に転がり込む。

すぐに、レオンの生業がcleanerだと知ったマチルダは、弟子入りを祈願する。弟の仇を打つため。

適当にいなして、とりあえず家で寝かすレオン。あの夜一度寝ているマチルダ銃口を向けた時、マチルダは本当は寝ていなかったと思うんだよね。

でも打たないレオン。そしてマチルダはなんだもするからと言って、レオンに人の殺し方を教えてもらう。素質は抜群。

18歳と嘘をつく。(本当は12歳と言う設定)

チルダは、本当に18歳よ。license見る?と言ってたけど、レオンが、うん、って言ったら、どうしてたのだろうか。

そしていつしか、レオンのことが好きなんだと認識する、し、本人にも告げる。

可愛く動揺しつつ、適当にいなすレオン。かっこいいおじさま。

最後は、マトリのボスとの対決。そもそもレオンはcleanerで、一人5000ドルで請け負うと言っているのに、マチルダがお金を用意して依頼しても、受けてくれない。

危険だからと。そして2人で挑んだ戦いで、マチルダは先に逃され、残ったレオンはマトリのボスにやられる直前で、身に巻いた爆弾で2人とも吹き飛ぶ。

一人残されたマチルダ。ずっとレオンが大事にしてた観葉植物を持って、孤児施設みたいなとこに入り、鉢から庭に植えてあげる。植物が根を張れるように。

 

キーパーソンが、トニー。レオンがちょくちょく話してた人。文字が読めなくて書けなくて銀行にはお金を預けられないレオンは、トニーに全財産を預けてた。

なんかもうそれだけで胡散臭いんだけど、結局トニーは、マトリのボスのリクエストをレオンに伝えてた、らしい。

トニーが、あんまり悪くないやつでよかったね。

結局一人になったマチルダに、レオンの財産は託され、ちゃんとトニーが管理して渡してくれた、らしい。

 

なるほどね〜。

まあ、10代とか、20代で観てたら、マチルダカット、したくなったかも。

チョーカーとか、ミニスカート、身に付けたくなったかも。

流石に今の私が12歳の子のコスプレは????と思うけど。

魅力的。

 

ジャン・レノも。かっこいいおじさん。

 

ねえ、雑誌レオンって、ここからきてるの?

 

Stand By Me / スタンド・バイ・ミー

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私が一番びっくりしてるんだけど、初めて観た。

あらすじは知ってた、死体を探しに線路沿いにずっと歩く男の子達の物語。

そして主題歌も、もちろん。

クリス、リバー・フェニックス

なんたる魅力。

4人の男の子達(12歳という設定)を身近に感じながら観た。

原作はスティーブン・キングの小説。The Body。

映画のタイトルがStand By Meになったのは、主題歌より。

キャッスルロックという街。オレゴン州の架空の街。

ちなみにスティーブン・キングの他の作品にもキャッスルロックという街が出てくるらしい。それらはオレゴンじゃなくてメイン州の架空の街らしい。

なぜかって?スティーブン・キングはメイン出身だから。

メインの人々は彼のことをとても誇りに思ってる。

幼少期から物語を書いて過ごしたというスティーブン・キングの実体験が、ゴーディにも出てるね。

ゴーディはお兄ちゃんデニーを事故でなくし、傷心の両親に、塞ぎ込んでしまう。

クリスのお兄ちゃんアイボールは不良。

テディ(眼鏡)のお父さんは、元軍人。ノルマンディーで戦ったが、その後精神をやられ、テディを虐待しているもよう。でもテディはパパが大好きで尊敬している。

バーンはポッチャリ。お兄ちゃんは、アイボールとおんなじ不良仲間。

そんな4人が、ブラワーという死体を探しに出掛ける。

友達の家の裏庭でキャンプをするから、というアリバイで集まる4人。

荷物よ!!!!

寝袋だけ??

寝袋っていうか、ちょっと分厚めの布のマットレス丸めて、紐つけて、肩からぶら下げてるの。

アメリカって感じ。女の子なら枕抱えてきそう。

ゴーディは、リュックサック背負ってたけど、あの中にマットレス入ってたのだろうか?

水筒を探すにあたって、両親にデニーのことを思い出させてしまい、微妙な空気になる。

線路を歩く旅は、等身大で面白かった。

ミッキーマウスクラブ見てる?って聞いた時、みんなYeah!って言うの、可愛すぎでしょ。

タバコとか吸ってるけど、12歳で、女の子の胸が大きくなってきたことでワクワクしちゃうの、かわいい。

食後の一服がたまんねーんだよな〜って言ってるのもかわいい。

ご飯を買いに行かされたゴーディは、店のおじさんに、お兄ちゃんの話をされて、動揺する。その後もずっと、ゴーディは、お兄ちゃんの影に囚われてる。

これって、スティーブン・キングも養子だったお兄ちゃんがいたから、何か影響受けてるのかな。受けてるのだろうね。

4人とも死ぬわけない、と思いつつ、川の上の線路を歩くシーンは、ドキドキしたよね。間一髪。

あと、夜、見張りを立てるところの、バーンの番、めちゃくちゃ笑ってしまったわ。びびりすぎ。かわい。

クリスはずっと男で、かっこ良くて、優しくて、リーダーで、特にゴーディに優しい。

クリスが言うことは全部正しくて、優しくて、本当に素敵。

夜、見張りの時の、クリスの番で、悪夢にうなされていたゴーディにGet back to sleep,という優しさや、そのあと、二人並んで、給食費を盗んだことに対する3日間停学の不満や、不条理について話して、泣いてるの、もう、抱きしめたい!!!

沼のシーンも面白かった。

新喜劇のように、深みにハマって素転げる4人。

ヒルに噛まれるシーン、これね、私の母親が言ってたやつ。

やっと同じ景色を見れたよ。

ブラワーの死体を見つけたところにやってくる、不良集団(クリスの兄達)、そして銃をぶっ放すゴーディ。

朝5時の別れ。

この夏休みが終わったら、みんな中学生になるんだよね。

今までとは変わっていく、夏が終わる頃には、変わってしまう、ってことを想定しながらの、別れ、寂しい。

あのあと、秘密基地には集まらなかったのだろうか。

アメリカの子供にとって、夏は世界を変える。

一皮、二皮むけてしまう。

そのまま、疎遠になってしまうのも、たやすく想像ができた。

 

私が12歳の頃は何をしていたかな。

今でも愛しく思うような友達はいたかな。

それなりに冒険はしたけれど。

 

親は不安だろうね、不良になったり、死体探しの旅に出かけたり、もう、他人と思わなきゃやってけない。

怪我しても、ヒルに噛まれても、死にそうになっても、そんな経験も大事よ、と思えるのがいいな。

 

そして、クリス役のリバー・フェニックス

これが、16歳で、23歳の時にはコカインとヘロインのオーバードーズで死んでしまう。

ジョニー・デップの経営するクラブで、10/30。なんと。

美しい伝説。

Easy Rider / イージーライダー

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初めて見た。

こんな結末なの・・・!!辛すぎる涙

アメリカの闇を見た。

みんなが自由を説くくせに、本当に自由な人を見ると恐れるんだ、って弁護士が言ってたの、本当にそうだな。

今でも変わっていないんじゃないかな。

善と悪の区別はついているけれど、みんな善にはなり切れないようなことなのか。

弁護士はジャック・ニコルソンなのか。

ティム・バートン監督のバットマンのジョーカーなのね!

確かに、あの表情!そうだ!

そして一番肝心な謝肉祭が分からないまま終わってしまった。

謝肉祭。ニューオーリンズマルディグラ

カトリックのお祭り。

1/6から始まる。寒いのか。どうりでみんなコート着てたね。

最終日「太った火曜日」Fat Tuesdayまで2週間は毎日パレードが行われ、仮面舞踏会があったり、キングケーキ・パーティーが行われる。

キングケーキとは、テーマカラー、紫・緑・金で派手に飾られたケーキ。

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ケーキの中には赤ちゃんの人形が入ってて、これが当たると王冠やティアラを付けれる。次のパーティーを催さなくてはいけないという説もある。

パレードの人はダブルーンという偽の硬貨や、ビーズでできたネックレスを投げる。

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そうか。このパーティーを目指して、つまりニューオーリンズを目指して走ってたわけね。

 

映画の冒頭で麻薬を買うのはメキシコ。

そこで買った麻薬を売るのはロサンゼルス。

そこからニューオーリンズを目指した。

ニューオーリンズルイジアナ州

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最終的にはフロリダで引退生活、って言ってたよね。

まさにアメリカ横断の旅なのだ。

キャプテン・アメリカとビリーは、麻薬の売買で得た金をハーレーのタンクに隠して旅を始める。

途中でヒッチハイクしていたヒッピーを拾い、コミューンまで送り届ける。

経験なカトリック

そういえば、シーンが切り替わる時に、古いシーンと新しいシーンをジグザグ行ったり来たりするの、なんか、お洒落な手法だった。

コミューンを出た後は、何かのパレードに混じってるところを逮捕、勾留される。

そこで出会ったアル中の弁護士が二人を出してくれて、3人で旅を続ける。

あのカフェはどこの州だったんだろう。

テキサスっぽい。

ものすごく嫌なsheriff達がいて、聞こえるように悪口を言ってくる。

やらかす前に、逮捕するか?とか、郡境でやっつける、とか言ってる。

女の子達は、3人に興味津々で、バイクにも乗せて欲しいと言ってくるが、無視して出発するのかっこよかった。

そこで、アメリカ人は自由を恐れるんだっていう、良い話をしながら寝てる夜に、襲われて、殴られて、弁護士は死ぬ。

2人で旅を続けて、ちゃんとマルディグラにたどり着く。

夕ご飯しっかり食べて、弁護士が行きたがってた売春宿に行く。

部屋で一瞬だけ思い出したのは、道路脇(線路脇?)で弁護士を火葬したシーンだったのかな。

セックスはせず、外のパレードに参加して、墓場(?)でLSDを決める。

まじでこの時代のLSDのシーンって、本当に知ってる人しかできないでしょって画だよね。

機械(大きなタワーみたいな)の音と、カトリックの祈りの声が永遠にする。

目的達成して、ビリーがフロリダで悠々自適な引退生活だね、ってウキウキしているけど、キャプテン・アメリカは浮かれない感じ。

We blow up, ダメだ、と。

そして翌日もバイクで移動中の二人を、信じられない猟師の人がビリーを銃で撃ち、その後キャプテン・アメリカも撃つ。

バイクは炎上。ガスタンクのお金も燃えたのだろう。

あんなに、ヒッピーじゃダメなの?

長髪ってそんなにいけない??

なんか洗脳されているみたいで怖かった。

そういえば、弁護士とUFOの話しているシーン、すごく可愛かった。

いや、違う、撃ったのは、猟師ではないかも。

あれがただの、普通のアメリカ人なのかも。

 

曲が全部ロックで最高だった。めちゃくちゃいい。歌詞も合ってる。

本当はボブ・ディランに曲を依頼したけど、断られて、歌詞だけもらったらしい。

それに曲をつけたのが、最後のイージーライダーのバラード。

で、クレジットにボブ・ディランも入れていたのに、ボブがそれを嫌がり、全部外すようになった、という話。

 

主演は、ピーター・フォンダデニス・ホッパー

デニス・ホッパーが監督。とても良いね。

dude=nice guyって、素敵。

 

自由を求めて何が悪い。自由で何が悪い。

銃を持ったアメリカの保守層は怖い。

でも今もいっぱいいる。

そういう人たちがトランプを大統領にした。

未来のミライ

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子供って大変だなあ。

散らかしても怒らないようにしよう。

でも「好きくない」って言ったら、絶対怒っちゃう。

そんな日本語使う人になってほしくない。

あと、鉛筆とお箸だけちゃんと持てたら、いっかあ。

マジで冒頭の駄々こねたり泣いてるシーン、イライラしちゃう。

どうせ大人になったら忘れちゃうんだから、叱ったり、優しくしたり、気い使ってこっちのほうが魂擦り減らすようなこと、絶対しないほうがいいもん。

自分が2,3歳の頃の、親の記憶なんてないもんね。

細田守作品の中で、これはあんまり好きじゃないなあ。

誰にも感情移入できなくて・・

昔のひいじいちゃんはかっこいね。ずるい。

あと、お家、おしゃれ、だけど、住みづらそう。

めっちゃ雨降ったら、中庭の水、下に流れていかない?

あの玄関の階段のとこにたまらない?

玄関のドア開けてすぐ階段っていやだなあ。

未来ちゃんのあのアザ、いる?未来ちゃんだ!って気付くために必要だったってことだよね。なんか別になくても。

ユッコが擬人化したり、しまい損ねたお雛様とか、アザも、別にその先全然エピソード広げていかないんだ。。。ユッコはちらっと映ったけどね。

東京駅、すごーくかっこいいいい!!!

The Dreamers / ドリーマーズ

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かなり刺激強めの映画でした。

特に私が見たのはR18 ver.だったから。

エンドロールが逆だ。上から落ちてくる。

60年代のロックミュージックが爆音で鳴り響く中、止まらない、フランス人のおしゃべり。好きなテイスト。

スコットランドの作家ギルバート・アデアの小説がもとになってる。

なんだか、ちょっと混乱中なので、とりあえずメモ。

アメリカ人のマシュー。フランス人の双子のイザベルとテオ。

マシューは大学生で、映画オタク。テオは、毛沢東に心酔していて、フランスの警察が嫌い。ファシズム、権力の犬と。テレビも見ないし、ベトナム戦争を憎んでいて、兵士になって人を殺すくらいなら絶対に刑務所に入るほうを選ぶ、という。

映画業界を取り仕切る人が追放されて、映画が見られなくなって、映画関係者がデモを起こす。そんな時にマシューとイザベルとテオは出会う。

翌日には、家でのご飯に招待され、その日は泊まり、翌日から両親が旅行に出かけてしまったため、マシューは居候する。

二人とマシューは、ウマがあって、映画オタクなところも気があって、すぐに3人で仲良くなる。

映画の記録に勝つために、ルーブル美術館を9分くらい走る。ちょー楽しそう。

走り終わった後の、仲間だ仲間だ!one of us!!って、可愛かった。

家でも、親も、食事中もタバコ吸って、ずっとワイン飲んで、いいなあ。フランス。

好きな映画のことや、音楽や、俳優について語っているうちはまだ幸せ。

ある日の「何の映画でしょうクイズ」で答えられなかったテオは、イザベルにおナニーを強要される。これを見たマシューは、この二人、おかしい、と思い始める。

しばらくして「何の映画でしょうクイズ」で答えられなかったマシューに、テオは、イザベルとセックスしろと言う。狂ってる・・・

キッチンでセックスする二人。卵焼きを作り出すテオ。処女だったイザベル。

マシューは嬉しくて、本気でイザベルのことを好きになるし、ラブラブな日が続く。

テオは塞ぎ込みがちになる。

家にこもりっぱなしで全然外の世界のことも分からないまま時が進む。

仲よかったり、揉めたり。散らかり続ける家。

ハッパも吸い出して、もうグダグダ。3人でお風呂に入って、ハッパ吸って寝ちゃって、イザベルが生理になって、お風呂の水が血まみれ、なのに、フツーな3人、やばいって。

なぜかチン毛剃られそうになって、やっぱりおかしいよって切れるマシュー。

イザベルをデートに誘う。って言っても映画館でキスしてるだけ。

帰り道で、フランスがどんどん変わってしまっていることに気付く。

テオは女の子を連れ込んで、楽しんでいる模様。

イザベルの好きな曲?がテオの部屋から聞こえてきて、泣き出すイザベル。

マシューは、自分なんかかなわないと思い知る。

テオの部屋で、また芸術談義をしているマシュー。そこにイザベルが来て、客間においでと。シーツで作った秘密基地。酔いつぶれてすぐ寝るメンズ。

イザベルは、マシューに、私たちは永遠なのかと問う。不安になる。でもマシューは酔っ払って眠くて、明日話そう、と、全然答えてくれない。

で、突然帰ってくる両親!散らかりまくってる玄関、くさそうなキッチン、そして秘密基地を覗き込むと3人が素っ裸で入り乱れて眠ってる!!!!

パパは書斎で小切手を書いて、ママがそっと置いて、起こさないようにそっと出ていく。一番謎なシーン。なんで?どこに行くの?見捨てたわけでもなさそうな。国外?

エレベーターで両親がアパートの下に降りて行く時、思い出した。

最初マシューが初めてディナーに招待された時に、マシューだけエレベーター乗って、イザベルとテオは階段で駆け上がった。伝染病がうつるからって。

うつってしまったんだなあ。

ふと一人で目を覚ましたイザベルは、なぜだかガス心中を図る。あれ、催涙ガスじゃないよね?普通にキッチンのだもんね。泣きながらガスホースを握りしめるイザベル。

全員死んだかと思いきや、突然窓ガラスが割れて何かが投げ入れられる。

通りでは対警察のデモ行進が行われている。外へ出ろ、ここから始まる。

迷いもなく加わる3人。テオは先陣を切って火炎瓶をもらう。止めるマシュー。これは暴力だ。頭で戦わなくちゃ、と。

でもテオは聞かない。イザベルもテオについて、2人は走り出してしまった。

立ちすくむマシュー。すごすごと人ごみの中に戻って行く。

先陣で車の陰に隠れるテオとイザベル。警察に向けて投げた火炎瓶が激しく燃え上がり、衝突が始まり、警察たちが一斉にこっちに向かって走ってくる。

で、終了。

うおー!!!!

書いてても、なんだかなんだか!!!

 

「何の映画でしょうクイズ」をしているイザベルはめちゃくちゃ可愛かった。

エヴァ・グリーン。かわいいかわいい。乳輪でっか。めっちゃピンク。で、乳首ちっさ。胸あるのに、お腹ぺたんこで、手足も細い。すごい。

これがデビュー作なのね。

 

あと、あの暴動は一体何なのか最後までわからなかったけど、1968年のフランスの5月革命らしい。うーん、何だか中学で学んだような・・

歴史を知らないと映画を楽しめないのである。

白黒映画のシーンもいろいろ挿入されていて、それがシンクロしているのも魅力的だったけど、原作を知らないと、これも楽しめないのである。

チャップリンとか、あのルーブルを走るシーンも、原作を知っていたら、もっとワクワクするはずなのだ。もちろん、毛沢東も、ベトナム戦争も。

 

最初の泊まる夜に、家の中案内されるシーン、ワクワクしちゃうなあ。

フランスの家の中覗いているみたいで嬉しかった。

たしか、街中の家は古くて、めったに建て直しなんかしなくて、みんな修理しながら使い続けてるって、聞いた。

床とか壁が年季入ってるのも悪くないなあと思う。

壁に備え付けの本棚。ぎっしりの本。うまくぴったり閉まらないドア、とか、きしむ床。とか、こうやって見てるととても羨ましい。めちゃくちゃ広いわけじゃないけど、愛を持って大切に使ってさ。

テオの部屋も、壁とかガビガビだったけど、それでも好きなものに溢れてて居心地良い空間だった。

キッチンも、3人が荒らすから、どんどん汚くなってた。裸足で歩いて大丈夫?しかもたまにしかお風呂はいらないし・・まあ、そんなもんか。と思っていたら、イザベルの部屋だけめちゃくちゃ綺麗で整頓されてて優雅で異空間なん面白かった。

汚いの嫌いやん!絶対!って思った。

 

監督は、ベルナルド・ベルトルッチ。イタリア人。

バケモノの子

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熊徹かっこいい!!!

ちょー好き!!

九太は尖ってんなーと思ったけど、変わっていくのかと思いきや、割と最後まで頑固なとこが変わらないのがいいな。

バケモノ、といいつつ、獣が多くて、動物園みたいで可愛い。

いおうぜんと戦うとこの、観衆の動きとか表情がリアルで描写細かかった。

渋谷の街は、アニメなのか、現実なのか、分からなくなった。

写真とかをかなり使ってるのよね?ベースに?すごいなあ。

本当にセンター街からひょっこり繋がっていそうなのが、親近感感じる。

最後は付喪神になって、九太の心の中の剣になった熊徹。漢!

メルヴィルの白鯨を読みたくなった。

そうしたら、もっと一郎彦の気持ちが分かるんじゃないかな。

渋谷の街を襲う鯨、幻想的でした。

それにしても、前作と、声優陣一緒すぎない?

宮崎あおい黒木華、大野百花、染谷将太麻生久美子

湯を沸かすほどの熱い愛

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銭湯でお葬式なんてして、その後来るお客さんたち、どう思うんやろ、って思ったけど、それ以上だったってことね・・

オダギリジョー、久しぶりに見た。

この映画に出てくる役、本当にクズ男やな!!!!!

最初の奥さんが出ていっちゃったのはしょうがないのかもしれないけれど、嫁と娘置いて出ていくなんて無いわ〜

タバコ、パチンコ、スナック、ほんとどうしようもないな。

宮沢りえは、本当に綺麗ね。病気の描写が曖昧で、本当に??みたいな感じだけど、死が淡々と描かれているのは、好きだった。

良い娘たち。いや、良い母親だあ。

逃げちゃだめ。

学校でいじめられてて、制服が絵の具まみれになった時に職員室に呼ばれた際の宮沢りえの反応も良かったし、制服隠された翌日に、学校に行くように奮い立たせたのもすごい。親を見て、子供は育つんだなあと実感。

不思議と人が集まってきて、離れなくなっていく。

最後は銭湯で盛大にお葬式をやるんだけど、手作り感満載で、お経もテープだし、霊柩車の運転手も関係者っていうね。出棺した棺は空っぽで、河原にたどり着いてピクニックモード。

家で火葬して、湯を沸かして、家族で浸かる。あったかいお湯。真っ赤な煙。

という、衝撃的なラストシーン。

エンディングのBGMのギター、うるさいな、邪魔、って思ったけど、エンドロールまで見ると雰囲気をちゃんと作って終わってた。

きのこ帝国、だと思ったよ。あの刺々しさと危うさ。